今日は源泉徴収と所得について書きます。
みなさんは給料いくらもらってますか?
非常にこの答え方には興味深いです。
年収額で答える方,
手取り額で答える方,
はたまた課税所得で答える方なんていらっしゃるかと思います。
今日はサラリーマンの方必見です。
毎月の給料なんでこんなに引かれるの?
なんて思ってますよね。
さあ、それでは紐解いて行きましょう!
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年収額と給与所得
一例として、年収500万のサラリーマンがいたとします。
その方の手取額は約8割程度。
約400万です。
なんでこんなに手取額が減るの?
税金で引かれてるのさ
年収額に応じて手取額をみてみましょう。
年収額 | 手取額 |
---|---|
300万 | 240万 |
350万 | 276万 |
400万 | te316万 |
450万 | 351万 |
500万 | 390万 |
550万 | 423万 |
600万 | 462万 |
650万 | 494万 |
700万 | 525万 |
750万 | 562万 |
800万 | 592万 |
850万 | 629万 |
若干の誤差はありますがこのあたりでしょうか。
自分の詳細を知りたい場合は1月31までに企業から発行される「給与所得の源泉徴収票」で確認ください。
このような紙ですね!
皆さんこの紙みたことあるけど見方はあまりわかんないって人おおくないですか?
ここ注意です。
所得=手取りではありませんからね!
所得はあくまで所得税の計算のために使う数値と考えてください。
年収額から給与所得控除を引いたものです。
給与所得控除とは:クリック
給与所得控除は、所得税を計算する際に給与所得者が適用できる控除額のことを指します。
サラリーマンが受けられる経費と思ってください。
- 基本控除: 誰でも一律48万円。
- 扶養家族控除: 扶養家族(子供、配偶者など)を持つ給与所得者に対して、家族の人数や状況に応じた控除が提供されることがあります。
- 住宅ローン控除: 住宅ローンの支払いに関連する利子や元本返済に対する控除がある場合があります。
- 特別な支出に関する控除: 教育費や医療費など、特定の支出に関連する控除が提供されることがあります。
- 年金控除: 年金や退職金に関連する所得に対する控除があることがあります。/
年収ー給与所得控除=給与所得
手取はさらに色々と引かれます。後ほど記載します。
所得税について
先程、給与所得が出ましたね。
給与所得には所得控除が効きますので所得控除が引かれます。
所得控除とは:クリック
所得控除は、課税対象となる所得から差し引かれる特定の金額または割合です。所得税や所得税に関連する税金を計算する際に、所得控除は納税者の課税対象所得を減少させ、実際に課税される所得を減らす役割を果たします。所得控除は国や地域によって異なり、一般的な例には個人の生活費や医療費、教育費、住宅ローンの利子、寄付金などが含まれることがあります。
給与所得控除との「違い」としては個人的事情を考慮した控除といった感じですね。
給与所得ー所得控除=課税所得
はいっ!来ました!
課税所得?
この課税所得によって所得税が決定します。
課税所得 | 所得税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
330万円以下 | 10% | 97,500円 |
695万円以下 | 20% | 427,500円 |
900万円以下 | 23% | 636,000円 |
1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
課税所得に所得税率を掛けたものが所得税となります。
課税所得×所得税率ー控除額=所得税
となります。
※最後に復興特別所得税2.1%が上乗せされます。
一例として、
私の課税所得は135万円でした。
この人の源泉徴収額はいくらでしょうか?
135万×5%=67,500円(所得税)
67,500×2.1%=1,417円(復興特別所得税)
67,500+1,417=68,917円
これが最後の欄にきますね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
サラリーマンである私も源泉徴収票の存在は
しっていても気にして見ないことがほとんど
ですが、
自分が今年稼いだ成果を知る。
ということは企業でいうとこの決算。
つまり、決算発表=源泉徴収
ということになるのではないでしょうか。
見方を知れば節税のおおきなヒントに
なるかと思います。
次回、住民税について書きますので
よろしくおねがいします。
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